Z6にオールドレンズが使えるからと言って安心は出来ない。ボディ内手ブレ補正や露出設定、拡大表示が出来るので基本的にはOK。しばらくは軽く小さいSummicron R 50mmを付けて練習を兼ねてスナップを撮ることにした。
Nikon Z6 + Summicron R 50 開放f2.0 自然光オート/スタンダード/無修正(クリックで拡大)
解像感が上がった?
オールドレンズとはいえ、Summicron R 50mmは高性能レンズ。1980年代の個体なので、古臭い写りはしない。むしろ現代のレンズの方が物足りないと思うほど。開放付近では周辺減光が目立ち、逆光ではフレアっぽいが、私はそれが気に入っている。これこそオールドレンズの証し。
初めてZ6に付けて撮影した印象は、キットレンズの24-70とほぼ同じように感じた。Summicronの欠点であり美点でもあった周辺減光が薄れ、解像感がより高くなった(画素数は20Mと24Mの差がある) ? これは、嬉しいような悲しいような、複雑な気持ち。一体、Z6の中で何が起きているのか?
ヴィネットコントロール
周辺減光を軽減する設定がある。これが原因かもしれないと思い、OFFにして撮影してみたが結果はよく分からない。電子接点を持たないアダプターを使っていてもON/OFF出来るということは、場面によっては効果があるかも知れない。
ピクチャーコントロール
おそらく、これが原因。Zシリーズから搭載されたミッドレンジシャープネス。線を太くすることなく、気持ちよく明瞭度を上げてくれる。よく使うスタンダードでは、このミッドレンジシャープネスがプラス3になっている。これを0にすると、いつもSummicronに近くなった。
Nikon Z6 + Summicron R 50 開放f2.0 自然光オート/スタンダード/無修正(クリックで拡大)
Summicron本来の性能
Z6は、Summicron本来の性能を引き出しているのかも知れない。何れにしても、今まで見たことがない写り。きっと良いに決まってるが、何となくまだ慣れない。
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ブログ再開、Nikon Z6購入おめでとうございます。
こちらは EOS 6D が故障したので、フルサイズ購入やりなおし・・・。
しばらくは、EOS 7D で我慢して、価格変動見ながら中古でも考えます。
New FD50mm F1.2L は、マニュアルでシャッタースピード・絞り・ISO感度が同じでも
自分の物とは、露出が1段ほど違いますね。
理由は解っていますが・・・・。