京都でスナップ。ミラーレスより一眼レフがいい。

京都でスナップを撮るときは、EOS M5よりも一眼レフが撮りやすい。それは、カメラの性能とかの問題では無く、ルックスの問題。京都に限らず外国人観光客が沢山集まる場所なら、どこでも同じ。日本に訪れる中国他、アジア系外国人のセレブ達はミラーレスを持たない。ほとんどが、一眼レフを首か肩に下げている(物凄い思い込みのようだが、本当)。要するに、紛れ込んで成りすます(いいの?)。一眼レフを持っていれば、堂々と撮ることができる(と、思い込んでいる)。普段スナップで持ち出すことが少ない望遠ズームだって、気兼ね無く使える。撮り方については、こちらの記事を読んで欲しい。

EOS 6D + Summilux R 80mm (f5.6)

仕事で京都に来たので、スナップを撮って帰ることにした。京都でも八坂神社から清水寺まで、いわゆる祇園界隈は、観光客が一番多い場所。町家や五重塔、土産物屋など撮りたい所が多い。しかし、朝のラッシュ並みの人混み。絶対に人が写り込む。中々、思うように撮れない。何度も来ている場所なので、今ではどんなレンズがいいか把握している。始めの頃は、観光地なので広く撮ろうと広角レンズを持ち出したが、前記したように人が多い。建物があまり写らなかった。そこで望遠ズームを首から下げて撮っていた。ただ、広い都会ならこれでいいが、狭い路地が多い祇園界隈では、少々使いにくい。ほとんどが70mmで撮っていた

EOS 6D + Summilux R 80mm (8.0)

中望遠レンズがスップにいい理由

80mm位の中望遠が今のところベスト。EOS 6DとSummilux R 80mmの組み合わせで出かけている。明るい時間ではf5.6〜8まで絞って撮り、暗くなるにつれて、f1.4開放に近づけて撮っている。80mmは、APS-Cなら50mm。出来るだけ明るい単焦点レンズがいい。ここは京都らしいお店が沢山ある。店先だけでも被写体に困らない。これだけでも中望遠でよかったと思う。それに、広角レンズがあっても、五重塔や清水寺など全体を撮るのは難しい。太陽の位置や撮影する場所の関係で、彫り物とか細工が上手く写らない。ある程度細部が撮れる中望遠が写真としては丁度いい。どうしても全体を撮りたいならiPhoneで撮る。スナップだから、これでいいと割り切った方が楽しい。

EOS 6D + Summilux R 80mm (f8)

明るい単焦点レンズがいいと思う理由

観光地のスナップは旅の記録。時間の流れを感じるように撮影している。明るい時間はしっかり絞る方がリアルになる。明るい時間は視界も明確なので、実際に見る風景もはっきり見えている。あたりが暗くなるにつれ、絞りを開けて撮る。ピントが浅くなる。これは実際に見る風景が明るい時間よりも視野が狭くなるのと同じ。こうして撮った写真は後で見ても楽しい。記憶と写真が一致している。ズームレンズで撮影したものより、撮影枚数は少ないが、記憶に残る写真が多いと思っている。中望遠単焦点レンズだけで出かけるには、少々勇気がいる。だが、人間の目と同じ、と思えばなんて事ない。明るい時は瞳孔が閉じ、暗くなれば開く。一度に広く見ることは出来ないので、首を振って部分的に見ている。どうしてもというなら、iPhoneがある。明るい中望遠単焦点レンズと、iPhoneが一番いいかも?

EOS 6D + Summilux R 80mm (f2.0)

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