ミックス光は色温度で調整

大阪市内のホールにおいて、スタジオライブ形式でミュージックビデオの撮影を行った。カメラはEOS  6D。サブにM5を用意した。6DはALL-Iで記録出来るが、M5はIPB。ともにProRes422に変換するので、変換後のデータ容量はほぼ同じになる。ProResに変換する理由は、カラコレなどプラグインを使って何度も書き出す場合、画質劣化が少ないからだ。

IPBで撮影。24pでは少し不満。

しかし、IPBで撮影したデータはALL-Iに比べ、グラデーションの色表現が甘い。それと、奥行き感が少ない気がする。これは、M5の動画性能かも知れないが、6DでIPBを使用した場合も同じ印象がある。フレームレイトが30pや60p以上ならあまり気にならないが、私が一番使う24p(23.98p)では少し不満が残る。暗めのトーンを好む私の場合だけかも知れない。

New FD 50mm 1.2L、マニュアル撮影ならではの曖昧さ

EOS M5New FD 50mm 1.2Lを使い、ほぼ開放のf1.2で撮影している。APS-Cなのでフルサイズほどボケないが、かなり立体感が出るIPBの記録方式で気になる奥行きのなさが、このレンズを使うことで、少し解消されたと思う。また。これだけ浅い被写界深度なら、オートフォーカスではすぐピントを探し出し、撮影が困難になる。マニュアル撮影ならではの曖昧さが、気に入っいる。

6DAngeniuex zoom 45-90mm F2.8と、Angeniuex zoom 70-210mm F3.5を使い分けて撮影。M5に使ったNew FD 50mm 1.2Lとの相性はいい。色目の問題もM5のホワイトバランスを少し補正するだけ。少しグリーンとブルーを加えている。

EOS M5 + New FD 50mm 1.2L(f1.2)ムービー切り出し(色調整前)

ミックス光は色温度で調整

6DとM5のホワイトバランスは、色温度で調整する。ホワイトバランスをマニュアルでなく、色温度にしたのは、室内が白熱灯とLEDのミックス光だから。マニュアルでホワイトバランスを合わせると、アングルを変える都度、設定を変えなければならない。光源が単一ならマニュアルが好ましいが、今回は色温度がベストと判断。カラーチャートを使ってライブビューで確認。色目を揃え、コントラストと色の濃さをマイナス3にしている。少し、眠い色で撮影するのは、カラコレで調整するため。

色温度で決めたホワイトバランスでも、アングルを変えると色が変わることもあるので、必ず前のカットを確認している。ミックス光なので、何度か変更している。マニュアルで合わせるより、色温度の変更は簡単。前のカットとモニターを切り替え、温度値の上げ下げで直ぐに補正できる。

M5がタッチパネルなので、6Dを操作する時何度もライブビューをタッチしていた。新しいEOS  6D Mark Ⅱタッチパネルになっている。これは、現場で役立つこと間違いない。が、やはり、動画記録がIPBだけになったことは残念。ただ、外付けのレコーダーで解決する。悩ましい。

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