「イルマーレ」ポストの色が思い出せない。

久しぶりにご近所スナップを撮ってみた。旅の仕事が続いたので、何となく懐かしい。自然風景では常に絞っていたので、その反動から今日は開放だけで、スナップ撮影しようと思った。小雨降るどんより曇り空。これならNew FD 50mm 1.2Lでも開放で撮影が可能だ。

ピントを浅くするということは、被写体を明確にする必要がある。普通は撮る対象が決まってから、絞り値を決める。その逆で、絞り値を決めてから被写体を探すことになる。なんとも不自然なスナップ撮影。これも何かの練習と割り切って、辺りをキョロキョロしながら歩いていた。

12l.jpgEOS M5 + New FD 50mm 1.2L(f1.2) WB / 5400K

知り尽くしたご近所なので、目新しい物は見当たらない。結局、大した写真は撮れなかった。それでも何枚か撮っていると、いつも目にしている赤いポストが気になった。どうでもいいような写真だか、今日は雨に濡れて美しい。構図を決めながら、韓国映画「イルマーレ」を思い出した。

il.jpgEOS M5 + New FD 50mm 1.2L(f1.2) WB / 5400K

「イルマーレ」という名前が付けられた海辺の家。その入り口にあるポストは時空を越え、過去と現在をつないでいる。「イルマーレ」に住んでいた女性が、次に住む人に宛てた手紙をポストに入れ引越して行く。そして、そのメッセージを受け取ったのは、数年前その「イルマーレ」に住んでいた男性だった。物語は過去に生きる男性と現在に生きる女性が、そのポストに投函する手紙だけで、心が通い合い恋をする。儚くも美しくドラマだ。

映像はトーンとコントラストを落とした印象派の絵画のようだった。こうした映像や内容は覚えているのに、どうしても登場人物の名前が思い出せない(韓国名だからか?)。それより、ポストの色が思い出せない。頻繁に登場するポストなのに、色や形が全く思い出せないのだ。スナップ撮影はそこそこに、取り急ぎTUTAYAに向かった。

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