EOS 6DNew FD 20-35mm 3.5Lを初めて動画撮影に使ってみた。今まで広角レンズはライカElmarit R 24mmを使っていた。限られたスペースでの撮影で、更に広角が必要になると思い、これを持ち出すことにした。広角ズームレンズはこのような状況において守備範囲が広い。1mmの違いを初めて実感。普段このレンズはM5に付けて、トリミングができる標準レンズとして使っている。フルサイズでNew FD 20-35mm 3.5Lを使う場合24mmより広角にしたときにミラーが接触するので、普段は写真撮影には使っていない。6Dでは動画撮影に使う予定で入手したのでマウントをFDからEFに変更している。

個人的に広角レンズは上手く使えない(苦手)が、今回のような狭い屋内では有効に使えた。むしろ広角でないと難しい。ただどうしても絵が歪むので、構図を工夫する必要がある。写真は後から補正できるが、動画は不可能に近い。下からあおったり、パースを付けてたりしている。6Dとの相性もなかなかいいが、撮影では出来るだけ35mmを使っている。ワイド側はパースが付き過ぎて、イメージを誇張してしまう。プロモーションビデオなので、事実を伝えるためにもデフォルメし過ぎると印象が良くない。これは伝える内容によるのでケースバイケース。

gb.jpgEOS 6D + New FD 20-35mm 3.5L(歪み補正、色調整無し)

近接での撮影において、このNew FD 20-35mm 3.5Lはよく写る。遠景では解像度がいまいちに感じることもあるが、それはElmarit R 24mmも同じ。屋内での撮影に広角ズームは必須とも言える。GALAXY BLAST MASTERINGのプロモーション・ビデオ。これから編集に入る。カメラはEOS 6DとM5を使っているのでM5の動画性能も確認できると思う。また、近日中に完成ビデオをアップする予定。その前に、先日の北海道に続いて宮崎出張が待っている。

gb2.jpgEOS 6D + New FD 20-35mm 3.5L

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