札幌滞在中のスナップ。街中でも雪が積もっている。雪山ではオート・ホワイトバランスが良かったが、街中では黄色が強く出たので色温度を5400にしている。M5が色温度設定できるようになって良かった。太陽では青過ぎ、曇りでは黄色過ぎる。微妙なホワイトバランスは色温度設定が重宝する。

35-1.jpgM5 + New FD 20-35mm 3.5L(f11)

ここは札幌から地下鉄で2駅の中島公園。公園はほとんどが雪に覆われている。雪山と同じ白一色なのに、ホワイトバランスが違うのは不思議に思ったが、それよりいつも自宅近所をスナップする感覚と全く違う。まず、道が広い。これだけで構図が上手く決まらない。いつもは中望遠でスナップを撮っているが、広角レンズが使いたくなる。

35-2.jpgM5 + New FD 20-35mm 3.5L(f11)

旅先でのスナップは楽しい。すべてが目新しいので、被写体には困らない。絞り込んでパンフォーカスで撮る。ピントも固定でパチパチ。大体のマニュアルレンズは被写界深度の目盛りがついているので簡単に設定できる。ただ、ミラーレスの場合はアダプターの影響で無限遠がオーバーする。これをまず調整しないと目盛りが当てにならない。調整方法は以前このブログで紹介しているので、参考になれば嬉しい。

だんだん慣れてきたのでレンズをNew FD 50mm 1.2Lに代えてみた。使い慣れているせいか中望遠のスナップ撮影は落ち着く。離れて撮ると標準レンズとさして変わらないが、立体感が違う。明るい単焦点ならボケをコントロールして撮影の幅が広がって楽しい。フルサイズの50mmAPS-C50mm、画角が違っても共にある意味スタンダードだと思う。本来の画角に対する欲を捨て、APS-C50mmを素直に楽しむ。M550mmを使うようになって、初めてフルサイズのことを意識しなくなった。

50-1.jpgM5 + New FD 50mm 1.2L(f5.6)

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