説明不要の「L」レンズ

キャノンのカメラをお使いの方なら、誰もが憧れる「L」レンズ。ラグジュアリーのLだが、結局は販売戦略的に付けたキャッチ。「高いけど、いいレンズ」と言うことを、この「L」を付けるだけで、説明不要にする。今では、f4のズームレンズにあんな高い値段を付けても「Lだから」で済む。ライカレンズは、明るいほど値段は高くなり、暗いレンズは普及版という位置づけになる。かつてはf1.2より明るいレンズもあったが、ズームが主力のキャノンでは、明るい単焦点は別物として、f2.8が最も明るいレンズのように謳っている。(辛口)

単焦点に比べると、どこの会社もそうだがズームは暗いレンズが多い。明るい単焦点を使っている人には、ズームは便利物のイメージが強くなってしまう。その昔、70年代末FDからNew FDになったとき、「L」をつけて数本(単焦点望遠が多い)発売された。そして、1984年には設計から行った初のLレンズとして、New FD 20-35mm 3.5Lが登場する。その後、望遠ズームが2本加わるが、Lレンズとして設計されたのは3本だけである。他はFD時代からあったレンズで、当時の価格約20万円以上(88万といのもある!)のレンズに「L」の称号を与えた。圧倒的に非Lレンズが多い中で、Lレンズは非常に高性能で高価なレンズとして位置づけられた。キャノンのユーザーに「Lレンズは高くて良いレンズ」のイメージがこの時期に根付いたと思われる。

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ライカRレンズを使う前は、EF 24-70mm 2.8LⅡを使っていたが、購入前は散々悩んだ。他のレンズが、余りにもスペック的に見劣りする。写りは同じにして、他の方法で安くならないものか?AFが無いとか、有っても音がうるさいとか、遅いとか。そんなことを考えていた。何とか大三元レンズを手にしたが、心の何処かにアンチLがあった。

数年後、キャノンレンズに別れを告げ、ライカRレンズとアンジェニューだけになる。そして今、M3、M5の登場で再びオールドレンズとして、キャノンNew FDレンズを使いはじめた。ヤフオクで物色中は「どうせ買うなら、やっぱりLレンズがいいな」と思いながらスクロール。アンチLはどこに。

久しぶりに大阪でも雪が積もる

img_8520-1IMG_8519-1.jpgEOS M5 + New FD 50mm 1.2L (f1.2)

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