毎日スナップを撮る。(望遠)

望遠レンズのスナップ撮影については2回目になるが、今回は映画から学ぶ、撮影のヒントについて書き加えたい。少し大袈裟だが、映画好きの私としては、一番のお手本になっている。特に文献を参考にしていないので、あくまで個人的主観であることをご容赦願いたい。

私が普段使っている望遠レンズは、APO Macro Elmarit R 100mmとANGENIEUX-ZOOM 70-210mm f3.5。アンジェニューは見た目ほど重くないので、手持ちでも案外スナップ撮影にも使える。ズームを使う場合、今日は何mmとか、今からは何mmとか決めて、単焦点レンズのような感じで撮るようにしている。

70.jpg

望遠レンズで撮影するメリットは圧縮効果にある。被写体の背後が、大きく(近くに)写る。映画では、ほとんどがこんな感じで撮っていると思う。例えば、信号待ちしている人を背後から狙った時、向かい側で待っている人がボケながらも大きく写る。焦点距離が長くなるほど効果は大きい。人が多い都会なら、広角レンズは人の多さ(状況)を確認するだけに見え、望遠レンズは雑踏感がある。

ここでは人物の写真をあまり公開できないが、都会に出たとき望遠で人混みをスナップ撮影すると、ドラマっぽくなるので楽しい。ただ、怒られるかも知れないので要注意。女性は撮らない方がよい。余談だが、こんな時は、大きな紙袋(ヨドバシとか、ビックカメラとか2つ)を持ち、カメラを首から掛け、堂々と撮り、大股で(出来るだけ大きく目を開いて)立ち去る。某外国人観光客にも見えるギリギリを狙っている。今の所クレームは一度も無い。これは望遠に限らず、都会でのスナップに有効。だと、思っている。

話は戻って。望遠レンズの印象は、こちらから観ている感じがする。熟練の役者なら、セリフが無くても、心の動きが分かる。何となく観察的、客観的に写るところがいい。身近に感じないのだ。映画はたとえ実話を元にしたとしても、虚構の世界。これが、身近に感じるようでは、エンターテイメントとして、どうかと思う。スナップ撮影に望遠レンズを使うなら、映画のワンシーンを撮っているように意識すると楽しい。試してみてはいかが。(紙袋はUSJとか、ディズニーでも可)

daion.jpg6D + ANGENIEUX-ZOOM 70-210mm f3.5 (about 180mm) EOSムービーから切り出し/大阪音音楽大学短期学部 ミュージカル・コース 稽古風景より。   

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