先日キャノンサービスセンターに行ったきた。EOS M5のダイヤル(シャッターボタン位置にある)に埃が入ったためである。タッチ&ドラックAF使用時、拡大表示で頻繁に使うところ。マニュアルレンズしか使わない私にとって一番使うダイヤルだ。マニュアルレンズでなくても、最も使用頻繁が高いと思う。保証期間中なので、多分無料?その日の現場が近くだったので、少し時間の余裕をみて訪れた。M5を預ける前に少しスナップを撮りながら向かう。

EOS M5 + New FD 50mm 1.2L(f8.0)WB/太陽

平日の5時ごろ(6時閉店、早くない?)だったので結構人が多い。余裕をみて訪れた理由は勿論、EOS 6D MarkⅡを触りたかったからだ。カタログスペックでは欲しい要素がない6DⅡ。しかし、実機を触ってみないと納得いかない。新しいショールームを見渡し6DⅡの前に着いた。丁度、今まで触っていた男性がカメラを置いた。グッドタイミング(古い?)心の中では急いで手に取りたいと思っているが、焦っていると思われるのもなんだし、気持ちとは裏腹にゆっくり6DⅡに手を伸ばそうとした。すると、先程の男性がまたサッと6DⅡを持ち上げファィンダーを覗き込んだ。「むむ。。今日は時間がないかも」

しばらくは興味がない5DⅣを手にして、隣の6DⅡをチラチラ見ていた。しかし重い。最近まで持っていた5DⅢを手放してから一眼レフは6Dしか使っていない。久しぶりの5Dは重いと感じた。実際に使っていると、この重さはマイナスに感じない。しかし、こういった店頭のように比較対象があると悩ましい。買う気のない5DⅣを厳し表情(する必要がない演技)でそっと置き、先にM5を預けることにした。

「ありがとうございます。使用頻度はどれくらいでしょう?」いきなりの質問に戸惑い、返事に困った。まだ、症状を伝えていない。「週に4から5日、、、」答えるのが面倒になった。「頻度が修理に関係があるのですか?」「いえ、大体で結構です。」「適当に答えていい質問をしているのですか?」つい噛み付いてしまった。それには理由があった。まずは症状を質問してくると思って、答えてを準備していたからだ。正確に伝えようと電車の中で復唱しなが説明文を考えていた。自分は悪くない、自然故障と主張する内容だ。使用頻度を質問された時、先制攻撃された気持ちになった。(取り越し苦労、被害妄想)

「一度お預かりして、保証修理できない場合は、改めてお電話させていただきます。」落としたり、衝撃を与えたことはない。ただ、よく使っているダイヤルの動きが悪くなっただけ。これが保証修理できないとなると問題だ。何れにしても、2週間後まで答えは出ない。大人(ら)しく了承して窓口を後にした。

少々後味が悪いまま再度6DⅡを見にいった。今度は違う男性が触っている。横からチラ見すると、サッと私に譲ってくれた。「ありがとうございます。」男性は「よー分からん。ショールームの明りでは。せやけど、持ち易いな。」確かにそうだ。性能や画質はここでは判断出来ない。だが、持った時の感触は分かる。6DⅡの持った印象は素晴らしいの一言。質感は個人差。樹脂が多く使われているので、金属より劣るが、私的に問題はない。M56Dでも感じたことだが、キャノンは画質より持った感触に一番力を入れているのかも知れない。少し寂しそうに(する必要がない演技)6DⅡをそーっと置いた。欲しくなるから、触らないでおこう。それより、隣にあったKiss x9のほうが気になった。

NANU ARTS FILMS ホームページ



1件のコメント

  1. 私も銀座のショールームへ行った時に、5D3 を触ってAPS-Cからフルサイズにしようと思いました。
    http://fd2eos.exblog.jp/25249749/
    誘惑がありすぎます・・・あそこは。

    フィルムEOSの改造は終わったのですが、デジタルはこれから。
    10万の6D?、20万の6DⅡ?・・・・・・・6Dですかね。

    1. 私は5D3を手放し、フルサイズは6Dだけにしました。
      FDレンズやライカRレンズとのバランスが気に入っています。
      マニュアルレンズで、バリアングルは必要ないかな?

      nanuarts

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です