購入して約4カ月、E-M10Ⅲでスナップを撮るのが楽しい。何と言っても小型軽量。荷物が少ない日はカバンにポイっと入れ、何時でも写真が楽しめる。やはりスナップ撮影は気軽さが一番。ただ名前が長過ぎないか?OM-D 10Ⅲでもいいと思うが。

 

LEICA DG Vario Elmarit 12-60mm

ようやくカメラを買ったので、LEICA DG Vario Elmarit 12-60mmで写真が撮れるようになった(前記事参照)。BMPCCで動画撮影用に使っていたが、写真はこれが初めて。その第一印象は素晴らしいの一言。巷で評価がめちゃくちゃ高いのも頷ける。広角12mm(換算24mm)から中望遠60mm(換算120mm)まで、どの焦点距離でもまったく隙がない描写。撮れる写真が多すぎて、節操がないくらいだ。

 

広角側の描写

本家ライカRレンズを使い続けているが、同じ匂いがする。特に12mmから18mm付近の広角はライカR Elmarit 24mmや28mmとよく似ている。ただ、開放でも隅々までよく写るので、オールドライカとは違うが、高いコントラストと色乗りがライカらしい。

12mm f/5
12mm f/2.8
12mm f/3.5

マイクロフォーサーズの12mmは、Z6などフルサイズで撮る24mmとは少し印象が違う。まとまりがあると言うか、コンパクトに凝縮されたように感じる。フルサイズでは広角での構図が苦手だったが、E-M10Ⅲとこの12-60mmでは広角ばかり撮っている。スマホ的とでと言うか、撮りやすい。

 

望遠側の描写

望遠側もよく解像していて気持ちいい。特に絞らなくていいので、f/4のまま撮ることが多い。また、かなり寄れるのでマクロ的に撮影も可能だ。

60mm f/4
60mm f/4
60mm f/4

広角も中望遠も非常に良く写る。少々コントラストが高過ぎる感はあるが、カメラ側で対応できるのでOK。ライカ銘を謳うだけの質感が十分にある。正にマイクロフォーサーズのライカだ。

 

ライカの目

価格はマイクロフォーサーズでは高い方だが、性能と携帯性を考えると非常にリーズナブル。センサーサイズがフルサイズの4分の1なので、もしこれと同じものがフルサイズなら4倍、約36万円。本家ライカの価格からすれば、コストパフォーマンスは高い。マイクロフォーサーズで良かった。

パナソニックは約20数年前から『ライカの目』と称して、コンデジにもライカの名前を付けていた。レンズ製造のノウハウがない電気メーカーだったので、ライカの教えを受けていたのだろう(勝手な想像)。

初めて買ったデジカメはLumixのコンデジだった(名前は忘れた)。しかも、ロイヤルホームセンターで現品特価の1万だった記憶がある。

話しは脱線したが、パナソニックはライカ先生のおかげで今があると思う。20年の時を経て、このLEICA DG Vario Elmarit 12-60mmがある。ライカファンの私にとって、この上ないレンズだ。

 

NANU ARTS FILMS ホームページ




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です