発売日にアマゾンで購入。今まではカメラに限らずどんな物も、暫く様子をみてから買っていたのだが、このM5だけは違った。発売前にヨドバシで実機を触る機会があったので、十分下調べが出来ていたからである。6Dのサブ機として歴代M、M3を使っていたが、EF-Mレンズは1本も持っていなかった(持っていたが手放した)。M用に使っているレンズは、アダプターを介してNew FDレンズとライカRのレンズ。オールドマニュアルレンズ専用として、M5が欲しかった。

初代MはCANONのミレーレスの初物だったので買ってしまったが、屋外での撮影が困難だった為にあっけなくヤフオク出品。その後M2が出たが、これはスルー。CANONのミラーレスについては半ば諦めていた頃に、外付けEVFが使えるM3が登場。これはいいかもと思ったが、発売して1年くらい経って購入。すぐに買わなかった理由は、なんだか不自然なルックスに思えたからだ。EVFを付けている時は出っ張り感というか、チョンマゲ的というか、余計なものが付いているように見えて仕方なかった。かと言って、取り外した状態では「何か足りない」「首がない。。。」などと思えた。恐らくグリップが付いたからだと思う。しかし、ヤフオクで格安中古を見た瞬間、思わず落札。はじめはNew FDレンズとライカRのレンズを使っていたが、EF-M 22mm F2.0を中古で購入。なかなか良かったが、New FDとライカRレンズの写真に慣れていた為か、どうしても使う機会がなくヤフオク出品。EVFがあればマニュアルでも、私の使用目的では問題なく使えるので、EOS M3はオールドマニュアルレンズ専用となる。

M3は本当にいい写真が撮れて概ね満足(ルックス以外)していたが、1点だけストレスがあった。それはNew FD 50mm 1.2Lの開放時の色が、(WBをオート以外にした時)妙にマゼンタ寄りというか赤い感じになることだった。幸いWBの補正が簡単にできるようになっていたので、1.2や1.4で撮影する時に、WBをG側に+3にすればいいのだが、これはストレスである。ミラーレスの宿命かもと思って諦めて使っていた。

M5の発売を知った時、「EVF内蔵」これだけで購入する気満々になった。写真の出来はM3より良くなるだろうこは予想が付くし、オートフォーカスはどうでもいいし、何よりもNew FDレンズが似合う(店頭でこっそり試着)。

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で、使ってみての感想は、価格コムのクチコミ評にあるとおり。賛否両論。だけど、私の不満(M3での)は解消していたので大満足。それは前記したNew FD 50mm 1.2Lの開放時の色が改善されていたこと。これは想定外の進歩で本当に嬉しかった。正確にはマゼンタ寄りの印象が、自然な色合いになったこと。それと、色温度の設定ができる。動画撮影には必須項目なので、本当にありがたいことです。

歴代Mは「いつかは僕の手元から、いなくなる」と心の中にあったが、このM5は「壊れるまで使い続けるだろう」と確信する。ただ、プラティックボディなのでその日は案外近いかも。。。。

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