三脚スタビライザーの利点

3週間ほど休んでいたジョギングを再開した。大体週3日のペースで、夜寝る前に走っている。7.5km50分、6年以上続いている。走り始めたきっかけは、ダイエットもあるが、足腰を鍛えるため。手持ちでビデオ撮影をしていると、カメラを無理な姿勢で構えていることがある。夢中で何時間も撮っていて、その時は大丈夫でも、家に帰ったらガクガクだった。それに、撮影中に手や足が震えては画質に影響する。一念発起、身体を鍛えて自らスタビライザーになってやる。と決めた。

私のスタビライザー(?)はジッツオGitzo)の古い三脚。ある程度の重量があるので、手ぶれを抑制する効果がある。これをかかえて、手持ちで撮影する。色々スタビライザーを試したが、安価なものは、ない方がまし。高価なものは手が届かない。レンタルしたことがあったが、かなりの慣れと練習が必要だ。三脚スタビライザーの利点は、そのまま三脚として撮影を始め、必要になったら持ち上げるだけでいい。以前は手持ちがメインだったが最近は、どうしても欲しいアングルが、据置では難しい時に使っている。カメラを動かして、映像に変化を付けることもあるが、基本はアングル重視。ローアングルや、被写体をセンターからずらして撮る時は、セッティングに時間がかかるので、手持ちが有効になる。

gitzo.jpg

手持ち撮影すると、緊張感があるドキュメンタリータッチの映像になる。全編手持ちカメラで撮影された映画があった。ポール・グリーングラス監督の「ブラディサンデー(Bloody Sunday)」がそれ。この監督は、ほとんどの映画を手持ちカメラで撮影している。ただ、最近の映画やミュージックビデオに見られる、ただ動き回る映像ではない。カメラをセッティングする時間の節約と、ドキュメンタリー感を出すためにそうしている。しかし、今では手持ち撮影が当たり前になってきているが、少々飽きてきた。やっぱり三脚を立てて、しっかり撮影したい。そのためには役者、ミュージシャンのパフォーマンスに比重がかかる。飾りのない、ありのままの姿を写すことになる。

手持ち撮影はドキュメンタリー感がでるが、気を付けないと現実的になり過ぎる可能性がある。きっちり準備して撮影すると、時間はかかるが、落ち着いた映像になり映画らしい。これは自分にも戒めが必要だ。それにしても、CMや映画の撮影現場でみるカメラマンは皆、体が大きい。きっと鍛えていると思う。メチャメチャ大きなスタビライザーを体に取り付けたり、重いカメラを担ぐから当然なのだろう。さすがプロ。

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