キャノンが用意するレンズフードは、その機種に合わせてよく考えられている。広角レンズにはケラれないよう花形になっていたり、望遠レンズは付けることをためらうくらい大きかったりする。完璧ではないが、効果はある。私が使っているライカRレンズは、Elmarit R 24mmを除いてフードを内蔵している。ただ、ほとんどフードとして機能しない。異常に短いのだ。

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中でもSmmicron R 50mmと、Summilux R 80mmは特別短い。ライカは一体どういうつもりで、こんな設計にしたのか未だに分からない。はじめは、遮光は必要が無いと言い切る、高飛車ライカの設計なのかと思っていたが、そうでもない。オールドレンズなので、逆光気味では盛大にフレアがでる。何か対策が必要になった。フードを付けない人もいるが、私はレンズキャップを付けないで、その代わりにフードを付けている。カバンから出してサッと撮りたい。

Smmicron R 50mmのフード探しから始めた。例によって外観に拘るので、時間がかかった。選定基準はまず、大きさ。黒い厚紙を使って、必要最小限の大きさを決める。後は質感。レンズの鏡筒が金属なので、黒い金属を探すことにした。アマゾンやヨドバシでも散々探したが、中々無い。艶消し黒はあっても、艶がある金属製の黒が以外に無かった。

ネットで見つけたのが、このMINOLTA のフード。オールドレンズにはフードもオールドがいいと思って決めた。全ての条件を満たし、付けた感じもオリジナル風に見える。見つけたショップは、アンティクアリィといってオールドカメラの関連パーツばかり販売している。フードの他にキャップとか、フィルターとかそんなのばかり。マニア向けの危険な感じがするサイトだが、品揃えは豊富。ついでにSummilux R 80mm用もあったので、同時購入。

どちらのフードもルックスはいいが、MINOLTAの文字が刻まれている。6Dに付けると、キャノン、ライカ、MINOLTAの三つ巴になった。気になる。キャノンとライカは仕方ないとて、MINOLTAは。。いっそのこと消してしまおうか迷ったが、MINOLTAなので、許すことにした。(分かる人には分かる)

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