登山が趣味というわけではないが、大峯山は毎年(数年ぶり)のように登っている。今年で25年。

OM-D E-M5 Mark Ⅲ & PROMINAR 25mm f1.8 / f2.8

今回は初めて本格的なビデオ撮影をするため、BMPCC 4Kを持ち込んだ。長時間撮影するには、数多くのバッテリーが必要なので、荷物も半端なく重い。その上、写真も撮りたいのでカメラもプラス。

こんなことがあるので、BMPCC 4Kとマウントが同じマイクロフォーサーズのOM-D E-M5Ⅲを使っている。マウントが違うとレンズも増えるので、登山でなくても負担が大きい。

レンズはKOWA PROMINARの8.5mm f2.8と、25mm f1.8の2本だけ。必要最小限でありながら、これ以上の組み合わせはないと思っている(動画撮影において)。

道中はOM-D E-M5 Mark Ⅲでスナップ

レンズは8.5mmの広角(換算17mm)と、25mmの標準(換算50mm)。どちらで撮るか、どちらのレンズを付けるか悩んだ。一度レンズを付けてしまうと、交換するのが面倒。単焦点の不便さを実感する瞬間だ。バスが着くまでに決めないと。。

OM-D E-M5 Mark Ⅲ & PROMINAR 25mm f1.8 / f1.8

バスを降りてすぐ、証拠写真のようなスナップを数枚。「25mmで正解」と、心の中でつぶやいた。が、しかし、写したい景色が画角に収まらないと思い直し、さっさとPROMINAR 8.5mm f2.8に付け替えた。

超広角レンズはパンフォーカスで

絞りf5.6、ピントは2m固定、露出は絞り優先オート。ほぼノーファインダーで撮影。水平がとれてなくても気にしない。気分は『写ルンです』と、ドンドン撮って歩いた。

★ 以下写真はすべて、PROMINAR 8.5mm f2.8 / f5.6 で撮影。写真をクリックすると拡大します(リサイズのみJPEG撮って出し)

バス停から登山口に向かう。スタート地点の洞川温泉の街並み。

E-M5 Mark Ⅲの階調設定は、AUTOにすることが多い。明暗差が激しい場面では、暗部をかなり持ち上げてくれる。ただ、暗部が上がりすぎる感じがするので、コントラストと彩度を+1にしている。+2にすることもある。ピクチャースタイルは、iFinish(Standard)。屋外(晴れ)での撮影はいつもこれにしているが、室内やくもりの日はNaturalにして、コントラストは+1、彩度はフラットに設定。ホワイトバランスは、太陽と色温度を使い分けている。スナップ写真はJPEG撮って出しにしたいので、撮るときにできるだけ作り込む。

バス停から登山口まで徒歩で約1時間。
大峯山は女人禁制。結界門をくぐると空気が変わる。
道は険しい。。。
よく見ると蛇。マニュアルでは難しい。
完全に日陰でも、暗部はギリギリ潰れない。
山頂まであと少し。
大峯山 等覚門。
最後の最後に厳しい岩の道。
山頂に到着。ここは天国? 『お花畑』
PROMINAR 25mm f1.8 / f1.8  翌日の朝は濃霧。

旅の記録は、多くの情報があったほうがいい。後から見ても、広角レンズで撮った写真は記憶に近いし、見てて楽しい。きっと、あまり考えず適当に撮っているからだと思う。それと、単焦点だからかも。

旅の写真は単焦点レンズ

ズームレンズを付けていると、距離を頻繁に変えて撮影してしまう。後から写真を見た時、被写体との距離がよくわからない。単焦点なら、近寄って撮ったか、離れて撮ったかよく分かる。距離感の記憶って、意外に大切だと思った。

撮影の確認はその場でしない

フィルム時代は、現像するまでどんな写りか分からなかった。それが当たり前。デジタルになってからは、その場で確認できるメリットもあるが、逆に面白味がなくなったとも言える。仕事の写真ならその方が良いが、スナップなんて、帰ってから見ればいい。その場でピントや構図や露出の確認をしたくなるような撮り方は、旅には不向きだと思った。

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