撮る前から仕上がりが分かるミラーレスと違い、一眼レフは撮るまで分からない。明るい屋外では、ライブビューでも色や露出の確認は難しい。しかし、これでいいと思っている。パソコンで見るのが楽しみになる。 マニュアルで撮っていると、以前はピントが合っているか毎回確認していたが、最近は全くしなくなった。フィルム撮影に近い感覚で撮っている。ミラーレスのM5は、仕上がりイメージをその場で見たい時に便利。ミュージックビデオや動画を意識して、構図の勉強をするのに役立っている。一眼レフとミラーレスは全く違う使い方だ。

デジタルカメラはある意味、頭打ちしているのでは?と思う。少し前は「この値段で、この機能!」みたいに、今後どんどん安くなると思いきや、高くなって来ている。それに十分満足している人も多いと思う。プロのカメラマンでも、一昔前のカメラで素晴らしい写真を撮る人も多い。それに、ここ数年は画質で感動するようなカメラに出会っていない。オートフォーカスが早くなったか、「あれば便利」が増えたか、超高解像度カメラくらいだろうか。しかし、超高解像度カメラは、視力が衰えてきた世代に受け入れられるのか?

gr.jpgEOS M5 + New FD 50mm 1.2L(f2.0)

私(52歳)の友人は、かなりの確率でリーディング・グラスを使っている。カメラにお金を使う一番多い世代に、超高解像度カメラは必要なのか? AFのスピードアップと解像度を上げること。それが開発の最優先になるのは仕方がないが、少し寂しいと思う。

一眼レフのファインダーは、暗いレンズや絞り込んだ時に悲しくなる。私世代の多くは、視認性の高いファインダーが最重要だと思っているのでは? そして、ミラーレスに移行を考える理由の一つに、EVFはかなり高いポイントになっていると思う。私的には、EVFOVFのハイブリッドが理想。Sonyα99Ⅱがあるが、これはデカいミラーレス。何か違う。よく一眼レフを使うのは「オヤジくさい」と言われるが、その内ミラーレスこそ「オヤジくさい」といわれる日が来る気がしている。「わしもそろそろ、ミラーレスか~」なんて言いたくない!?

m5.jpgEOS 6D + APO Macro Elmarit R 100mm(f5.6)

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