ヘビーメタル/ハードロックに特化したマスタリング・スタジオ、GALAXY BLAST MASTERINGのプロモーション・ビデオを紹介したい。カメラはEOS 6DとEOS M5。レンズはAngenieux ZOOM 45-90mmと70-210mm、New FD 20-35mm 3.5L、New FD 50mm 1.2L。レンズは満遍なく使った。AngenieuxとNew FDの組み合わせは今回初めて。室内の照明が白熱灯とLEDのミックス。ホワイトバランスは色温度3300で撮っている。今回はYouTubeアップロード限定なので、M5を初めて仕事で使ってる。まずは、データをProRess422に変換。データをざっと確認したが、6DとM5の違いを感じない。両方のカメラで、すべてのレンズを組合わせた。AngenieuxとNew FDは多少色目の違いはあるが、意外といける。カラコレで微調整する程度だった。出来上がりを観てもどのカットがM5か6Dなのか、自分でも判断が難しい。
EOS 6D + New FD 20-35mm 5.5L(ムービー切り出し)
撮影は機材紹介とコメントを中心に、作業風景をスナップ的に撮っている。プランニング無しで、時間が許す限り撮影。編集しながら、コンテンツに仕上げている。ハードロックをこよなく愛するエンジニアの橋本氏。デジタルとアナログを効率よく使い分け、アーティストが求めるサウンドイメージを具現化する。この映像はスタジオのプロモーションでありながら、音楽を愛する橋本氏の真摯な姿を描こうとしている。
イメージには形がない。そのイメージをアーティストが納得するサウンドに仕上げる。それは、測り知れない努力と時間が必要。それよりもセンスと美意識が最重要だと思う。これは、ファンタジー小説を映画化するのに似ている。想像は無限に広がるが、形にするとそこまでになる。想像を超えて初めて、アーティストが納得する。多くのアーティストから絶大な支持を得ている橋本氏は、この命題を常にクリアしている。素晴らしい。私もこの映像が、橋本氏のイメージを超えていることを願っている。
FDの設計をEFでも参考にしてますからね、遜色ないと思います。
元のフィルムの現像と同じくなるように、コントラストを調整するだけで充分使えますよね。
明るいレンズが、暗い場面では味方になってくれますが
晴天とかの明るい場面は苦手・・・、絞り開放で使いこなしたいです。