前記事でも少し触れた、EOS M5で撮影した霧島えびの高原の動画。レンズは最初の2カットだけNew FD 20-35mm 3.5L。あとはNew FD 50mm 1.2Lで撮影。曇りだったので、絞りをf8AVのまま撮っている。感度は100、シャッタースピードは1/80だった。シャッタースピードが1/100以内なら自動露出でも私的に問題ない。シャッタースピードを気にするのは、速すぎると画像がチラつくからである。動きがある場合は特に気にしている。ちなみにホワイトバランスは色温度5600K。太陽より少し色温度を上げている。三脚を使っているが、強風のためカメラが揺れてしまった。軽量ミラーレスの思わぬ落とし穴。この動画は編集時に黒澤明監督「影武者」のイメージで(恐れ多くも)カラコレしている。

動画も写真も撮影するとき、アスペクト比を16:9にしている。AVやマニュアルなど、撮影モードから録画すると画角が変わるためである。写真も16:9で撮ることになるが、録画ボタンを押すまで構図が分からないよりずっといい。それにこの画角、そんなに悪くない。ムービーの画角なので、何となく映画っぽい雰囲気もある。私の場合パソコン観覧だけなので、実はこの画角の方がよかったりする。前記事の写真は、動画撮影をする直前に16:9で撮影している。

kiriri.jpgEOS M5 + New FD 50mm 1.2L(f8)

M5の動画性能についてはまだ、一眼レフには及ばない。それは操作性の部分でのこと。画質は設定やレンズを選べば、YouTube視聴なら問題ない。むしろ私は気に入っている。カタログスペックに表れない、EOSムービーの伝統的な画質とでも言うか、落ち着きのある映像が好きだ。世間ではM5の動画性能はイマイチの評価だと聞くが、そんなことは気にしない。これでALL-Iのフォーマットになり、動画モードで拡大表示出来るようになり、4K対応になり、ヘッドフォン端子が付けば、仕事で十分使えるようになる。(全然足らんやん。)

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