新千歳空港から伊丹空港に到着。思ったより早く帰れたので、空港の展望デッキに向かう。関西空港では外に出れなかったので、今度こそは発着陸する飛行機を撮ろうと張り切っていた。いざ撮影してみると準備が足りないと実感。やはり、望遠レンズが必要だ。手もとにはNew FD 50mm 1.2L。お見送り写真にしかならなかった。仕方ないので、伊丹空港内を撮ろうと試みるが、なんか古い空港なので雰囲気が良くない。これなら関西空港の出発ロビーで撮った写真の方がまだましだ。

kanku.jpgEOS M5 + New FD 50mm 1.2L(f4)関西空港

時間があったので、またデッキに上がった。意外にもデッキで写真を撮る人がいない。子どもが走り回り遊園地みたいだ。そんな時、銀色のサングラスをかけ、白い望遠レンズを肩に下げた人がいたので、何となく後を付けた。プロっぽい。人が少ないデッキの外れまで歩き、おもむろに三脚を立てカメラをセット。レンズはよく分からないが、多分500mmかな?サングラスを後頭部に回し、カメラは空を見上げている。降りてくる飛行機を狙うつもりか?すでに私とスタンスが大きく違う。私の場合、デッキの端まで行ってベンチに立ち、止まっている飛行機を撮っていた。たまたま離陸するところを狙ったが、金網が写ってしまった。ショボすぎる。

白い望遠レンズは、米粒くらいの飛行機を撃ち落とす勢いで連写している。凄い。そして、白い望遠レンズは飛行機が着陸したにも関わらず、まだ空を見上げている。次の飛行機が着陸態勢に入っていたのだ。白い望遠レンズは飛行機のスケジュールを知っているのか?次の飛行機が滑走路に着く前にスマホをチラッと見て、後頭部のサングラスをかけ直し、サッサと何処かへ消えて行った。カッコいい!華麗なるヒコーキ写真野郎。

kan.jpgEOS M5 + New FD 50mm 1.2L(f4)関西空港

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