マニュアルフォーカスでも、電子接点付きアダプターを使えば、楽にピントが合う。そのアダプターは、ほとんど中国製か台湾製。しかし、ライカRマウントのアダプターは結構歴史があり、EOS 5D発売以前からあったようだ。お陰で、どんな安物アダプターでも無限遠はでる。私の使っているアダプターはオーバーインフも無く、全てのレンズで完璧に使えている。それが当たり前と思っていたので、ミラーレスでオーバーインフになるのが、ストレスだった。

ad.jpg6Dで使えるアダプターの電子接点はこれ。2種類あるので要注意。

ピントが合うと電子音が知らせてくれる。マニュアルといっても、結構頼っているので、セミマニュアル。ただ、このお知らせ電子音が曲者。結構誤差がある。おそらく被写界深度内に入った時点で電子音が鳴るので、合っいると言えば合ってる。しかし、息を呑むジャストは少ない。何度か撮っている間に、撮り方があるのに気が付いた。

50.jpgEOS 6D + Summicron R 50mm (f2.0)

ピントを決めるとき、被写体を一旦通り越して、戻すようにピントを合わせる(遠くから近くに合わせる)。そして、音が鳴った瞬間にシャッターを切る。これでかなり精度があがる。これはElmarit R 24mmを除いて全部共通。アンジェニュー70-210を使っても同じ結果になる。広角はピント面が広いので、電子音が鳴ると大体いつも合ってる。元々、息を呑むようなジャストが無い。

あるアダプターで、焦点距離に合わせて設定できると、謳っているものがある。一つ使っているが、全く関係が無い。精度をアピールする販売戦略。高いだけだ。被写体を一旦通り越し、戻して撮る。これがベスト。但し少しだけ問題がある。ピントが合うポイントが真ん中に偏る。6D11点しかないが、それでも中心の7ポイントまで。端の4点は条件次第になる。

100-1.jpgEOS 6D + APO Macro Elmarit R 100mm (f4.0)※ガラス越しに撮影

最後にもう一つ注意点。持っているライカRレンズのどれか一つで、マイクロアジャスターを使って合わせる。沢山持っているなら、標準か中望遠で合わせる。これでいい。ん?マイクロアジャスター? EOS M5にそんなの付いてないぞ~!

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1件のコメント

  1. 私は、tagotech の Dandelions – AF Confirm chip(Programmable) for Canon EOS Camera
    を使ってます、AFチップのプログラミングで合焦の位置も調整可能です。

    詳しくは、http://fd2eos.exblog.jp/23500792/ へ。

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