このSummicron R 50mm のタイプ2はスッキリ抜けの良い写りが特徴で、絞り込むとコントラストが上がり濃厚になるが、軽やかさがある。このレンズを手にしたために、CANON EFレンズを使わなくなった張本人でもある。また、小型で6Dに付けるとバランスもよく、一眼であっても快適なスナップ撮影が可能である。
しかし、ミュージックビデオ制作での出番は少なく、アクセント的に使うことが多い。韓国出張時の写真を下に紹介しているが、見ての通りハキハキしている。全てJPG無修正、カメラは6D。WBを太陽にして、デフォルトのスタンダードで撮影している。
シャープに写る上、50mmという画角が現実的な印象を与えるために、ミュージックビデオでは用途が決まってくる。メッセージ性のあるカットや感情を表現している時に使っている。なので、このSummicron R 50mm。ドキュメンタリーやメッセージビデオにはいい。何だか、真実が伝わってくる気がする。
韓国ノウォンでの撮影現場(f8)
インタビューを受けるジェイコブ・コーラーさん(f2.0)
韓国ノウォンの団地(f8)